WORK活動紹介

  • さまざまな朗読シーン。
    「読む」から「語り」へ。
    そして舞台へ。

    ●読み(素読)テキスト
    ことばの意味の理解を問わず音声として読む。情報伝達がおもな役割で、正確さと滑舌に重きを置きます。
    ※漢文の素読は、訓読法の一つ。韻を踏み、暗誦する意味となるのでご注意を。

    ●読みつたえ
    素読の口慣れが進むと、ことばの意味の理解が深まる。そのことばの意味を聞き手にわかりやすく伝える読み方を「読みつたえ」とします。語尾の落としどころに注意が必要です。

    ●語る
    作品の個性を深く読み取り、聞き手に自分の得た解釈を、良く工夫した表現で読む朗読法。暗誦するほど読み込むことが大切です。

    ●舞台
    良く整理された動きをつけ、朗読作品を演劇として図る朗読です。

    朗読と芝居の違いは…という問いに、芝居は「オンステージフォーカス」、朗読は「オフステージフォーカス」と答えます。表現の方式ですが、フォーカスは演技のあて先のこと。芝居はステージ上に世界を想定してそこで完成させますが、朗読はことばの描く世界を会場全体に描くことから、演技の焦点はオフステージ、舞台上に限らない意識が大切です。視覚的に象徴的な場面でもあえて小道具を使わず、大概は照明や音楽で感覚に訴えます。朗読の想像性を損なわないための心がけです。

  • 朗読舞台

    【過去の作品紹介】

    ●宮沢賢治
    「よだかの星」「注文の多い料理店」「オツベルと象」「ざしき童子の話」
    「耕運部の時計」「どんぐりと山猫」「雪渡り」「やまなし」「紫紺染めの話し」ほか
    ●芥川龍之介
    「地獄変」「蜘蛛の糸」「袈裟と盛遠」「藪の中」「羅生門」「鼻」「好色」「河童」ほか
    ●夏目漱石
    「夢十夜」「虞美人草」「文鳥」「永日小品」「魔術」「じゅりあの吉助」「杜子春」ほか
    ●高村光太郎
    「智恵子抄」「道程」「牛」ほか
    ●太宰治
    「ヴィヨンの妻」「桜桃」「葉桜と魔笛」「駆け込み訴え」「きりぎりす」
    「走れメロス」「富岳百景」「黄金風景」ほか
    ●森鴎外
    「高瀬舟」「猿」「大塩平八郎」「鴉」「山椒大夫」「花子」「冬の王」「舞姫」ほか
    ●​​菊池寛
    「藤十郎の恋」「ある恋の話」「形」「極楽」「俊寛」ほか

    そのほかには、織田作之助「雪の夜」、幸田露伴「幻談」、岡本かの子「雛妓」「鮨」ほか、石川啄木・中原中也・立原道造。三好達治、高村光太郎「智恵子抄」「道程」など

  • 朗読会アラカルト

    ●ことの葉のしらべ
    会員の皆様のうち、希望者は全員は年に一度の朗読会に参加できます。小さなホールで開催され、作品は全編からの抜粋でも小品でも可。持ち時間は一人5~10分の範囲です。

    ●「坂の向こうの朗読屋」
    高齢施設や学校図書などでリクエストを受け、出前朗読会を開催します。インストラクターによる作品の選定とオーディションを経て、一人から数人までが参加。文化祭やそのほか地域の文化行事などに参加します。作品を多くの方に聞いていただく喜びを感じる活動です。

  • 声とことばのセミナーワークショップ

    【ろうどくコンチェルト・ラボ】
    発声指導・発音の基礎の理解と実演、聞き方の基礎までを90~120分を1単位として行います。 

    ●身体表現
    発声の基本は呼吸ではじまりますが、自然な呼吸と目的に合わせて作為的にする呼吸では、身体の使い方が異なります。それをさまざまなエクササイズで学びます。

    ●呼吸法
    呼吸法と発声法は密接なつながりがあります。一般的に腹式呼吸と呼ばれるものも、確認していくと結構バラつきがあるものです。しっかり身体の状態を確認して、呼吸と発声の関係を学びます。

    ●発音・発声
    声帯から口腔各部の音のキーポイントを押さえて良い発音を学びます。

    ●表現 一
    発音が適切になるとそれだけでも、ことば自身の意味や感覚が働くので、表現の第一歩になります。

    ●表現 二
    難解なことばや文章になると、発音ばかりでなく、ことばや文章の意味を理解して伝える必要性が生じることも。それを朗読メソードを通してさまざまな形で体験していきます。

    ●コミュニケーション力と表現力
    朗読はことばの伝え方ですが、ことばの意味とは異なることを伝えたいとき(以心伝心)や阿吽など、日本的ならではのコミュニケーションやそれに用いる表現力を、エチュードを繰り返しながら確認していきます。

    以上のようなことを、対象者・単位数・目的にあわせて身につけていただく、セミナー・ワークショップです。

  • ワークショップ

    大学の学生の授業や小・中・高の国語科教員講習会、企業様においてはコミュニケーション力育成セミナーの委嘱事業を行っています。身体と声・ことばの関係を知るワークショップです。

    ●声のワークショップ
    良い朗読は、自分の声への気づきから。姿勢・呼吸・発声から、歩行・表情筋・滑舌までを体験します。自然な発声を身につけると、考えや感性までもが自由に表現できるように。日本伝統の発声法、ベルカント発声のほかRADA(英国)演劇理論アレクサンダーテクニークなどを広く用いて、その人の声を探します。

    ●朗読体験ワークショップ
    文学を声に出して読む心理効果は近年良く知られてきましたが、それはことばの力の再認識からはじまります。参加者は、現代日本語の基礎をもとに短編を朗読。インストラクターによる読解を通して、声の使い方を学びます。

    ●身体・心・声のワークショップ
    ことばが生きる身体表現。声の表情で生まれるコミュニケーション力に気づくワークショップ。企業の人材育成セミナーなどに多用されます。